2019年2月

平成30年度「学生ビジネスプランコンテスト」において根建晶寛ゼミが努力賞を受賞しました。

平成30年度「学生ビジネスプランコンテスト」において、経済経営学類の根建晶寛ゼミが努力賞を受賞しました。学生ビジネスプランコンテストは、一般財団法人サポートセンターの創造性涵養助成事業として「創造性や意欲に溢れ、自分で考え自分で行動できる学生を一人でも多く育てる」ことを目的としています。今回は、全国から90件を超える応募に対して17件の受賞があり、本学の根建ゼミは一昨年と昨年に続いて3度連続の受賞となりました。

●受賞プラン名:被災地を訪れるダークツーリズムをモチーフにしたVRソフトの製造・提供

●受賞者:高橋 京嗣、佐藤 大夢、片倉 健太、高橋 亮平、田久保 貴大、安ケ平 竜哉

●関連URL: www.gakusei-sc.or.jp/news/000167.html 


今回、受賞したビジネスプランの「被災地を訪れるダークツーリズムをモチーフにしたVRソフトの製造・提供」の目的・概要は以下のとおり。

◎「被災地を訪れるダークツーリズムをモチーフにしたVRソフトの製造・提供」

2011年に起きた東日本大震災、福島第一原発事故および津波の被害を多くの人に知ってもらいたいと考え、被災地に赴くことをメインとしたツアーであるダークツーリズムを考えた。しかし、実際に現地に訪れることが困難な人もいることや、いまだ福島県内には立入禁止区域が広く存在するなどの問題がある。そこで近年需要量が増加しているVR(バーチャルリアリティー)を活用しようと考えた。ダークツーリズムをテーマとしたソフトを開発し、既存のツアー団体や道の駅等の公共セクターに対して提供していく考えである。VRを活用する目的には、震災当時の映像を疑似体験できることでより強い学習効果を得ることと、過去の出来事を学ぶことで今後似たような災害が生じた際に迅速な対応を可能にするということがある。

 写平成31年2月15日に経済経営学類学類長室で撮影された記念写真

表彰状

大川ゼミ夏合宿報告 

ー昨年、2018年9月27日~28日に行われた、大川ゼミの夏合宿の報告ですー 

 2018年9月27日木曜日から9月28日金曜日にかけて、毎年恒例のゼミ合宿がおこなわれました。今年は新潟県各地を巡り、新潟県の米どころとして栄えていることを支えている治水に関する資料館の見学や当時、三条で盛んだったという鍛冶の体験、江戸時代に豪商として栄えた人たちの住んでいた家の見学、更には快晴の弥彦山の頂上から日本海と新潟平野を眺めたりと一泊二日とは思えないほどの充実したゼミ合宿となりました。

  中でも私が印象に残っているのは、三条鍛冶道場(図1)と弥彦山頂上からの景色です(図3、図4)。三条鍛冶道場では現代でも実際に修繕に使われているという和釘を作ってみるという滅多にない体験をすることができました。また、実際に打ったものと職人さんの見本を比べる(図2。 左2つが筆者の打ったもの、一番右は職人さんの打った見本)と残念な出来になってしまい、年季の凄さを肌で感じました。弥彦山から見た景色は、栃木県出身で今までなかなか見ることのできなかった日本海の雄大な景色を余すことなく堪能することができ、その反対側に広がる新潟平野の景色にとても感動しました(図3が弥彦山頂から見た日本海の景色、図4が同じく弥彦山頂から見た新潟平野)。

作成者 大川ゼミ3年 奥木恵太 

図1 三条鍛冶道場 

図2和釘

図3 弥彦山頂から見た日本海 

図4 弥彦山頂から見た新潟平野 

BCP(ビジネスキャリア・プログラム)2018年度最終報告会開催

 経済学研究科では、社会の人材ニーズや個人の働き方の多様化・流動化に応えるため、仕事との両立を可能にする「おとなの学び場」、ビジネスキャリア・プログラム(略称:BCP)を提供しています(そのためBCPでは、社会人向け土日集中型の経営教育プログラムとなっています)。

 2月16日(土)、BCPの最終報告・審査会が福島市内の福島大学の街なかブランチ船場で開催されました。

 発表者はそれぞれの問題意識を形にし、そのメカニズムの解明に取り組みました。

活発な意見交換が行われました。有意義な報告会となったのではないでしょうか。 

ビジネスキャリア・プログラム(BCP)についての詳細は こちら をクリック

 最終審査会の様子

参観・傍聴が可能です!吉田ゼミ・佐藤英司ゼミ 2018年度卒業論文合同報告会

本下記のとおり,吉田ゼミ・佐藤英司ゼミによる卒業論文合同報告会を開催します.公開しますので学生や教員,外部の方どなたでもご参観傍聴できます.

【日時】2019年2月9日(土)13:00―16:20(予定)

【場所】福島大学M22教室

【開催スケジュール】(1人10分;報告7分・質疑応答3分)

13:00-13:10 佐藤英司ゼミ 鎌倉啓太

 「人口減少期における市町村の人口動態と地方部でみられる人口増加の要因分析 ―舟橋村と上富田町の定住化政策による人口流出抑制の可能性―」

13:10-13:20 吉田ゼミ 岩渕航平

 「公共交通機関の利便性向上に関する研究 ―利用者目線によるバスターミナル空間の提案―」

13:20-13:30 吉田ゼミ 浅倉笙清

 「高齢ドライバーの運転免許返納を困難にする要因 ―公共交通利用とのギャップに着目して―」

13:30-13:40 吉田ゼミ 髙野将至

 「福島市内の住居系地域における「都市のスポンジ化」問題の実態と考察」

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13:50-14:00 佐藤英司ゼミ 澤里真司

 「大学内学生食堂におけるサービスの定量的分析 ―大学生協の食堂のサービスは局所的競合によって向上するのか―」

14:00-14:10 吉田ゼミ 織笠実樹

 「商業集積と都市公園のイベントに着目した「賑わいの創出」の可能性」

14:10-14:20 吉田ゼミ 阿部由喜子

 「東北地方における訪日外国人観光客誘致の課題と求められる施策の検討」

14:20-14:30 吉田ゼミ 小野寺裕也

 「フードツーリズムシーンの変化 ―るるぶの掲載内容に着目して―」

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14:40-14:50 佐藤英司ゼミ 岩瀬龍祐

 「ビール消費量減少要因の誤解と少子化進展による成人1人当たりのビール消費量減少 ―ビール市場に関する時系列データを用いた定量的分析―」

14:50-15:00 吉田ゼミ 村上健

 「イオンモール小名浜の出店から考える「福島県商業まちづくりの推進に関する条例」の効果と課題」

15:00-15:10 吉田ゼミ 小野夏実

 「地域別定額タクシーに対する需要関数の推定 ―運賃低下と不確実性減少による需要増加―」

15:10-15:20 吉田ゼミ 岩橋めぐみ

 「地方都市市街地における路線バス間の乗り継ぎ抵抗の緩和方策に関する研究」

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15:30-15:40 佐藤英司ゼミ 冨永咲

 「東京ディズニーリゾートの入園者数鈍化に関する要因分析」

15:40-15:50 吉田ゼミ 川上大輝

 「地方中都市における商業地の地価変動要因の考察 ―飲食と小売業に着目して―」

16:00-16:10 吉田ゼミ 井手優花

 「地方都市におけるプロスポーツチームの成立要件と地域に与えるインパクトに関する研究」

16:10-16:20 吉田ゼミ 遠藤和弥

 「地方民営鉄道の経営維持方策の考察 ―阿武隈急行鉄道をケーススタディとして―」

【お問い合わせ】

佐藤 英司(福島大学経済経営学類)

※問合せ電話番号・メールアドレスは下のPDFをご覧ください.

卒業論文合同報告会.pdf