20232

附属小と連携し「ごみの問題の現状 3R」について授業

 福島大学附属小学校の第5学年は、総合的な学習の時間で「発見!福島のSDGs」というテーマのもと学習を進めており、この度、沼田大輔准教授(環境経済学)が講師として「ごみの問題の現状 3R(Reduce、Reuse、Recycle)」をテーマに授業を行いました。

 まず、講師から、自己紹介を兼ねて、プラスチック、マイボトルについて、福島のことを織り交ぜて、お話ししました。そのあと、児童があらかじめ考えていた質問など(ごみ問題の現状、3R・5R、食品ロス等)に回答しました。

 児童は講師の話に活発に反応し、問いかけにたくさんの意見が自然と出て、あっという間の50分でした。講師から、3Rを進めていくには実施しやすい仕組みづくりが大切と提起し、「これからの仕組み、私たちが作っていきます」といった力強い声も聞こえました。

ごみの問題について考える5学年児童と沼田准教授

地域の皆さまを前に卒業論文発表会を開催しました

「村上ゼミ」は、日頃からフィールドを通じた研究活動を行っています。

これまでの研究活動を通じてお世話になってきた地域の皆さまを前に、卒業論文の発表を行いました。

須賀川市は、村上ゼミの研究フィールドとして継続して訪れてきた経緯があり、ゼミ生は行政職員や企業経営者をはじめ須賀川市の皆さまにお世話になってきました。

本年に卒業予定の4年生11名は、一連の研究活動の集大成として、卒業論文の執筆を進めてきました。各研究テーマは、いずれも須賀川市はじめ地域の皆さまにお世話になってきたからこそ進めてこられた研究であるため、今回の卒論発表会が研究の「御礼」になれば幸いです。

日 時  令和5年2月23日(木・祝日) 13:00~

会 場  風流のはじめ館(須賀川市本町81番地4)

発表テーマ

・地方都市における都市公園の今後の展開/小見 竜雅

・道の駅を拠点とした公共交通の今後のゆくえ/石垣 直人

・世界遺産を活用した持続可能なまちづくり/鈴木 花絵

・住民と行政の連携による温泉まちづくりの今後の展望/田中 陸

・農地を活用した関係人口創出の課題と可能性/小原 大典

・市街地再開発事業による影響と今後の可能性に関する研究/森 龍太郎

・デマンド型乗合バスと情報通信技術(ICT)の融合の実態/高野佳純

・過疎・中山間地域における買い物弱者対策と地域コミュニティ形成との関わり/髙橋 旭陽

・地域包括ケアシステムとまちづくり-コミュニティデザインの視点から-/吉田 遥菜

・地方都市におけるリノベーションまちづくりの可能性/湯澤 杏憂美

・スポーツまちづくりによる地方都市のこれから/杉本 大誠