2023年5

経済経営学類長賞表彰式(令和4年度、在学生)が行われました。

【学類長祝辞】

本日は、受賞おめでとうございます。これまで学類長賞は主に卒業生を対象とし3月に授賞式を行っていましたが、今回から全学年が対象となり、卒業生以外については、この時期に表彰式を実施することになりました。 

それでは学類を代表してひとことだけ、ご挨拶を申し上げます。個人・成績優秀者の皆さまは、令和4年度の1年間の成績が非常に優秀であり、誇るべき業績を示していただいたことにより表彰対象とさせていただきました。また、卓越活動の皆さまは、令和4年度中の研究成果が関連する学会において高く評価され賞を得たことが表彰の理由になっています 。

いずれについても、他の学生の模範となる誇るべき業績であり、学類として改めてその活動と成果に敬意を表する次第です。皆さまには、この成果を誇りとし、残りの学生生活およびこれからの人生に生かしてくださることを期待して、簡単ではありますが挨拶と致します。本日はおめでとうございました。

令和5年5月17日(水) 経済経営学類長 井上健

セントトーマス大学から表敬訪問がありました

福島大学と交流協定のあるセントトーマス大学(アメリカ・ヒューストン)の葉燿元(Yao-Yuan Yeh)教授が、5月17日に経済経営学類を訪問され、井上健学類長と懇談を行いました。葉教授には、経済経営学類のマッカーズランド教授などが行っているヒューストンでの約2か月のインターンシップで、毎年、大変お世話になっています。今回の葉教授のご訪問で、福島大学とセントトーマス大学との今後の提携のあり方などについて、意見交換を行うことができました。なお、ヒューストンでのインターンシップなどにつきましては、こちらのページをご覧ください。

「佐野ゼミ」講演会を開催しました

NPO法人ルワンダの会理事長 永遠璃マリールイズさん を講師にお招きし、「アフリカの奇跡と呼ばれるルワンダが抱えている課題と可能性」をテーマに講演会を開催しました。

当日は佐野ゼミ生を中心に、学生サークルColors、留学生など約20名が参加しました。1994年の「ルワンダ虐殺」から、福島の人々の尽力で逃れることができた経験を踏まえて、2000年にNPO法人ルワンダの教育を考える会を立ち上げ、2001年にウムチョムィーザ学園を設立したこと、東日本大震災の際に毎月支援活動を行ったこと、福島大学(佐野ゼミ)やJICAと連携して国際交流イベントを毎年開催していることなどについて、お話しされました。また依然として貧困などの課題が多い中でも、「アフリカの奇跡」と呼ばれるような、男女共同社会,和解と許し、環境、観光など可能性についてもお話しされました。

マリールイズさんの「出会いは力を持っている」、「教室には夢がある」など力強い言葉に、参加した学生は、平和・命、そして教育の大切さについて深く学ぶことができました。