2015年7月2日木曜日

ゼミ活動報告: いちい本社を訪問して(西川ゼミ)

※後援会報  49号(2015.1/23発行) 転載記事

八木澤和生(西川和明ゼミ)

 株式会社いちいは、1892年創業の非常に歴史ある会社で、福島市に本社があります。「郷土を愛し、お客さまと共に歩み、共に伸びる」という企業理念のもと、お客さまを事業の中心に考えた地域密着の経営で地域の方々を大切にしてきたからこそ、成長を続けてくることができました。原発事故以降、食の安全に対する消費者の意識が高まっている昨今、食品に特化したスーパーであることにこだわりを持っています。「食」は、人間が生きていく上で絶対に欠かすことのできないものであるからです。

 また、一定の地域に多数の店舗を展開する「ドミナント戦略」という経営戦略をとることで、お客さまにとって利便性が高まると同時に、地域内での知名度の向上、少ない流通コストで利益を生むことができるメリットがあり、福島市内だけで14店舗を運営しています。主な運営はスーパーマーケット事業ですが、ほかにもペットショップ「ペッツ・マム」の福島県内3店舗展開、「毎度おおきに食堂」の運営、「モスバーガー」のフランチャイズ事業などの外食事業にも進出しています。

 社会貢献活動としては、ごみの減量化・資源のリサイクルなどの環境への取り組みや、地域スポーツ支援としてスポーツの大会などを特別協賛として応援しています。
 見学では、スーパーマーケット店舗のバックヤード・ツアーにも参加させていただきました。そこでは、私たちが何気なく利用しているスーパーマーケットの裏側を見学させていただき、お客さまが安心して食品を口にしていただけるためのありとあらゆる取り組みを目の当たりにし、株式会社いちいが地域のお客様に愛されてきた理由を感じることがで
きました。

 株式会社いちいが出店している地域には、多くのスーパーマーケットがあり、激しい競合をしているところであるというお話も伺いましたが、震災以降は食品の安全に対する関
心が高まる中、お客様の安全を第一に考え、福島大学の支援プロジェクトによってまとめられた放射能数値を記録する「基礎カルテ」・生産管理する「信頼農場GAP」より、食の安全に取り組む「いちい信頼農場」や、「食の安全・農業再生プロジェクト」などの徹底的なまでの取り組みは、他の企業にはない大きなアピールポイントで、株式会社いちいの将来性を大きく感じました。



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