2015年1月16日金曜日

専門演習紹介:飯島充男ゼミ・飯島ゼミの活動報告その2

古口 愛(3年)

私たち飯島ゼミナールは、ゼミ活動の一環として伊達市霊山町にあるりょうぜん里山がっこうを訪問しました。


りょうぜん里山がっこうとは、パン工房やみやげ店、レストランを備えた農業体験やパン教室、木工教室などが出来る体験交流施設で、実際に中学校として使われていた木造校舎を移築・改修し、平成12年に任意団体として発足しました。平成19年からはNPO法人として様々な事業を展開しています。また、里山の保全、環境の保全活動を伊達地域、県内外の人々と共に体験活動を通して、地域活性化の事業も行っているようです。

見学したゼミ生たちの感想として、以下のような声がありました。
  • ここで行われている地域密着型でたくさんの笑顔を提供する取り組みが、多くの人の生きがいになっているのだと思った。お年寄り同士のコミュニケーションだったり、子ども同士のコミュニケーションだったり、普通の生活ではなかなか育まれにくいそのようなつながりが、育まれているなというように感じた。
  • 震災前に放送された里山がっこうの特集番組を見せていただき、震災後はなかなか以前よりも自然に触れることができなくなったのだとあらためて実感した。そのなかでも米粉パンの販売や宿泊施設ほっこ里の新設など新しい形で利用者を増やしていることがすばらしいと感じた。
  • この里山がっこうは、「人とのつながり、ネットワーク」そのものであると思う。イベント活動の主役はもちろん人だが、「誰もが先生に、さらに生徒になれる」というテーマであるからこそ、人どうしが尊敬し認めあう関係を築いていくことができ、またそれががっこうの役目となっていることに、深く印象を持った。
  • 霊山里山がっこうの高野さんが、「中山間地域で暮らす人は日々の生活で精一杯で、まちおこしをする余力はない」、「地域を盛り上げるためには地元の人だけでなく、その地域と全く違った環境で生活してきた『新しい風』を吹かせてくれる若い世代が必要である」と仰っていたことに感銘を受けた。季節を問わず県内外から利用者が訪れる里山がっこうには、新しい風が吹きはじめているのではないかと思う。霊山の里山がっこうのように、中山間地域で人々が憩う場所を作る手伝いが出来るよう、ゼミの活動に力を入れたい。

私自身、りょうぜん里山がっこうを訪問して、人間関係が希薄化しつつある中で、子供もお年寄りもみんながつながりを深めることができる活動を行っているのは素晴らしいと感じました。今回訪問して得たものをこれからのゼミに生かし、活動を行っていきたいと思います。


提供:飯島ゼミ