2014年4月30日水曜日

大学院経済学研究科 郡山教室:「ビジネスデザイン」(川上昌直・兵庫県立大学教授)開講

4月19日(土)大学院経済学研究科 郡山教室では、「ビジネスデザイン」(講師:川上昌直兵庫県立大学教授)がスタートしました。川上先生は、日本公認会計士協会の学術賞を受賞した専門書「ビジネスモデルのグランドデザイン」の著者です。

提供:郡山教室

郡山教室での授業は、その専門書を一般向けにわかりやすく書き下した「儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書」と利益の取り方に着目した「課金ポイントを変える利益モデルの方程式」の2冊のテキストを軸に進行します。

初日は、川上先生から、「ビジネスモデル」と「ビジネスプラン」の違いについての説明があり、次回からのプレゼン&ディスカッションに関しての2つのルールが提示されました。ひとつは、単に感想を述べるのではなく、ロジックの裏づけのあるディスカッションとすること。もうひとつは、夢を語るのではなく、実務での課題をセオリーで解決するという姿勢で臨むことです。

そのルールを胸に、受講生たちは「儲ける仕組みをつくるフレームワーク」に書かれている以下の「9つの質問」
  1. どのような用事を抱えている人をお客様にするのか?
  2. 解決策として何を提示できるのか?
  3. どのように提案するのか?
  4. 誰から儲けるのか?
  5. なんで儲けるのか?
  6. どのようなタイミングで儲けるのか?
  7. どのような手順でやるのか?
  8. 手順のなかで何が得意なのか?
  9. 誰と組むのか?
に答え、自らの手でビジネスモデルを構築して、プレゼンテーションしていきます。

川上先生考案の9つの質問は、ビジネスをつくり出す3つの要素(顧客価値・利益・プロセス)とビジネスに必要な3つの要素(誰・何・どのように)といった2軸のマトリクスで構成されています。9つの質問に答えるということは、3(顧客価値・利益・プロセス)×3(誰・何・どのように)の「9セル」を埋め込んでゆくことであり、ビジネスモデルのフレームワークを創出することとなります。

授業では、一人ひとりからの「9セル」の発表をうけて、川上先生を交えての質疑応答、ディスカッションとなります。ここでのディスカッションで、受講生たちは9つの質問に対する解答のゆがみ、全体からみての整合性のなさ、単位のズレなどに気づいてゆくことになります。

講義の後半からは、「顧客の満足度」から少し視点をかえて「利益の取り方」について学びを深めてゆき、受講生自身の所属先の「課金モデル」をデザイン、発表していくことになります。

受講生たちは、実務レベルでの「9セル」を埋め込む思考法をしっかりと身につけ、課金ポイント(誰から・何から・どのような時間軸)の組み合わせを有効にはかり、顧客を満足させながら利益を生み出す方法論を体得していきます。(全6回:2単位)



提供:郡山教室(ビジネスデザイン)
※川上昌直先生については、こちら(http://wtp-profit.com/ 川上昌直オフィシャルサイトへリンクします)をご覧ください。






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郡山教室(郡山市駅前1-14-1 増子駅前ビル5F ※JR郡山駅から徒歩約5分)は、福島大学とゼビオ株式会社との産業連携協力協定の一つとして2008年4月に開講しました。開講当初より、在職のままでも大学院の授業を受講しやすいように、土曜日を軸とした集中講義形式となっております。
(文責:吉田 佳世子)