2012年8月21日火曜日

飯塚毅賞の誕生

今日は、経済経営学類の飯塚賞についてご紹介します(信陵同窓会報『信陵』 No.81より転載)。飯塚毅氏については、信陵同窓会の飯塚賞のページ飯塚毅博士アーカイブも合わせてご覧ください。

※同窓会報『信陵』No.81(2012.4/15発行)転載記事

飯塚賞とは

会計事務所の全国組織であるTKC全国会長の飯塚毅氏が、1988年に中央大学から法学博士の称号を贈られた。同氏は、これを記念して信陵同窓会に1千万円の寄付を申し出、会ではこのご芳志を永くたたえるため「飯塚賞」を新設することにして、好意を受けた。
寄付金は飯塚基金として積み立て、その運用益で毎年優秀な学生を表彰している。経済経営学類では卒業論文の内容と学生のクラブ活動などを勘案して5人以内の卒業生を推薦する。信陵同窓会では選考委員会にかけて受賞者を決定している。
毎年3月下旬、卒業式の後に開かれる「卒業及び同窓会入会の祝賀会」席上、信陵同窓会会長から表彰状と記念品が贈られている。
この飯塚賞の創設により、学生諸君の関心が高まり、選出の要件である卒業論文の内容が向上することが期待されている。

飯塚 毅氏とは

飯塚毅氏は栃木県鹿沼商を経て、福島高商に入学、東北帝国大学法文学部を卒業して、会計事務所TKCを設立された。いち早く電算機利用の会計システムを構築、傘下に5千余の会計事務所の全国組織TKC全国会を結成、その会長として業界向上のために尽力された。
法学博士審査の対象となった「正規の簿記の諸原則」をはじめ、多くの著書があり、政府の各種委員を歴任された。また、西独大蔵省、米国の著名大学などの講義や公園など、内外で活躍された。
昭和38年に起こった脱税教唆容疑とする飯塚事件については作家高杉良氏によって「不倒不屈」(新潮社)の表題で小説化されている。

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写真は、2012年3月の卒業式の様子です。
提供:写真部