2012年7月9日月曜日

専門演習紹介:中村陽人ゼミ・本気になれるゼミ・自主研究を通して

※後援会報 第43号(2012.1/27発行) 転載記事

鏡 雄斗(中村陽人ゼミ生)

中村ゼミは、創立3年目でまだOB・OG生のいない新しいゼミです。私は2期生としてこのゼミに入りました。特に人気の高いゼミというわけではなく、課題が多いという点から堅苦しいゼミだとイメージしている学生が少なからずいると思います。しかし、実は自由度が高く、自主性を十分に発揮できるゼミなのです。それは、中村陽人先生や先輩方が、自主研究に対して本気になって接してくれたというところから感じることができました。

今年の5月から新学年がスタートし、ある日私は、放射能汚染に対しての消費者意識について研究してみたいと先生に話を持ちかけました。これが、自主研究を始めるきっかけとなりました。先生は忙しい時間の中、研究について改善点や問題点を細かく指摘してくださいました。3年の後期からは、研究に興味を示した2期生の意思により、自主研究は2期生全員で取り組むことになりました。後期のゼミの授業から、演習室のテーブルを中心に寄せて、ディスカッション形式で研究に対してお互いの意見をぶつけ合いました。先生や先輩方もそれに加わり、参考になる意見をいただきました。

さらに先生は、様々な論文の懸賞をレジュメにまとめ、研究の成果を出せるような環境も作ってくださいました。私とゼミ長は、そのレジュメの中からヤンマーが提供している学生懸賞論文を選び、自主研究を論文という形にして応募しました。他の2期生も、2人の先輩が去年佳作を受賞したマーケティング分析コンテストに挑戦したいという人が現れ、先生や先輩方からいろいろな意見を聞きながら、今年もコンテストに応募しました。

このように、自主研究に対して、本気になって考えてくれる先生や先輩方がいるからこそ、自分も本気になって研究に打ち込めるのだと感じました。時には厳しい指摘をもらいますが、厳しい指摘であるからこそ先生や先輩方の本気さが伝わってきて、真剣に研究に取り組むことができました。概要をうまく文にまとめることができなかったり、結果の解釈に納得がいかなかったりと躓きの連続でしたが、先生や先輩方のサポートのおかげで自主研究に対して粘り強く取り組むことができたのだと思います。これからこの“本気さ”を中村ゼミの伝統として後輩たちに繋げていくために、本気になってゼミ活動で意見交換ができるよう、これからも努力を続けていきたいです。