2012年7月18日水曜日

専門演習紹介:林正ゼミ

※後援会報 第43号 (2012.1/27発行) 転載記事

桑田 晋弥(林 正ゼミ生)

私たち林ゼミは、林正先生と学生13名の計14名で活動しています。私たちゼミ2年生は主な活動内容として、経営学のテキストの輪読と現実の企業の課題にかんする事例報告を行っています。聞き手となるゼミ生もただ聞いているのではなく、考えながら聞くことを意識し、報告に対する質問やコメント、改善点などのアドバイスをします。これにより、報告者は自らの報告についてフィードバックし、次回の報告に生かすことができます。聞く側にとっても有意義な時間になるように、報告者は今週あった少し面白い話をしていますが、これが予想以上に面白かったりします。また、私たちは課外活動として、企業の製造拠点である工場への見学を予定しています。私たち2年生はまだ参加したことはありませんが、先輩方の行った見学について紹介したいと思います。

まず、身近な商品である醤油の製造工場への見学を企画しました。見学を行った工場・企業は、ヤマサ醤油株式会社と宮醤油店の2つです。そして、見学を行う際に2つの目的を設定しました。醤油工場といっても形態はさまざまであり、完全に機械化された工場もあれば、昔ながらの製法で生産している工場もあります。そこで、実際に工場見学を通して、それらの違いを理解して知識として吸収するということを1つ目の目的としました。また、私たちは3年生の後期から始まる就職活動を控えています。そこで現場で働く方々を見ること、企業の方に直接話を聞くことによって、働くことについて考えていくということを2つ目の目的にしました。実際の見学から学んだことは、製造方法について似ている部分もあるが、大量生産と少量生産との違い、工場・企業で働いている人たちの製品に対するこだわり、1人1人の責任感に関係するものでした。また、大学で勉強している経営学についてターゲットとしている顧客や地域、差別化、今後の参入ビジョンや可能性、代替品としてライバル視している産業など、工場見学や企業の方々のお話から学ぶことができました。

このように、見学では様々なことを実際に目で見ることができ、働いている方々と触れ合うことができるため、現場でしか分からないことを知ることができます。また、工場・企業の見学活動は、ゼミ生自らが発案・計画して実施しています。そのため、授業で学ぶこと以外の知識やこれから就職し、働いていく上でためになることについても学ぶことができます。

これらのゼミ活動を通して、私たちは経営学に関する理論などの知識を学ぶだけでなく、実際の企業においてどのように生かされているかについても学び、そして、自ら考え、自ら学ぶという自主性の向上にも努めています。そして、ゼミ生1人1人が、自らのスキルアップを目指してゼミ活動に取り組んでいます。

提供:沼田大輔准教授







写真は、経済経営学類支援室に飾られている紫陽花です。