2011年8月22日月曜日

高橋 歩TALK LIVE & SHOW 「大自然と仲間と遊びと福島」 開催記

奥本 英樹(准教授)

去る7月23日(土)福島大学L4教室にて福島大学経済経営学類主催による「高橋歩TALK LIVE&SHOW大自然と仲間と遊びと福島」が盛大に開催されました.当日は,本学の学生だけではなく,県内外から多くの一般の方々が参加されたほか,早稲田大学など東京の大学生たちもLIVEに足を運んでくれました.今回,高橋歩さんをはじめ僕たち企画者一同が,こうしたイベントを開くことにした思いは以下の通りです

いうまでもないことですが,今年3月に発災した東日本大震災は,わが国,とりわけ東北地方に未曾有の災害をもたらしました.なかでも福島県は,地震および津波による甚大な被害だけでなく,それに伴う福島第一原発事故による放射線問題によって,復旧・復興の道筋が見出せない状況にあります。こうした中で,福島県が長期的に見て真に復興するには,地域の自信を取り戻し,「福島に住むこと」の意義を県内外に強く発信できる強固な「地域アイデンティティー」の確立が何よりも必要です.言い換えれば,今回の大災害のもとでは近視眼的な復興計画に終始するのではなく,100年200年先,さらには1000年先をも見据えた地域復興計画を今こそ策定しなければならないと思います.すなわち,1000年先の子孫が「福島に生まれてよかった」,「福島に住むことが幸せだ」と思える地域環境,コミュニティーの構築が,大災害を受けたわれわれ世代が果たすべき責務であると考えているのです.

こうした思いから僕たちはこのTALK LIVEを通して,生きることの意味,自然の豊かさ・大切さを語りあいながら,福島の未来をともに考えたいと思ったのです.高橋さんの生き方や平さんの福島を愛し楽しむ気持ち,そしてこうした思いを未来の世代につなぐことの大切さを僕たちは訴えたかったのです.

どうでしょう.僕たちの思いはみなさんに伝わったでしょうか.LIVE後半のフロアを交えたディスカッションでは,多くの方々から熱い意見をいただきました.また,LIVE終了後から現在まで,僕たちの活動に参加したいという声もあとを絶ちません.僕たちは,こうした声を聞いて,本当にこのLIVEを開催してよかったなと感じています.でも,僕たちの活動は,今始まったばかりです.これからもっともっとLIVEやイベントなどを通じて情報発信し,福島を盛り上げていきます(F-WORLDというフリーペーパーも創刊しましたよ!著名人も多く協力してくれています.ぜひ手にとって読んでみてください!).

今回,LIVEに参加した人も都合で参加できなかった人も,僕たちの思いとともに一緒になって福島をワクワクするような街にしてきましょう!」 (ひきつづき、参加頂いた方々の感想を、8月29日に掲載します。)

提供:奥本英樹准教授






 写真は、このイベントの開催を知らせるチラシです。