2010年11月8日月曜日

就職活動を通して感じたこと:就活をはじめる人へ

片桐 千恵(真田哲也ゼミ4年)

はじめに

私は今回志望していた金融機関から内定を頂くことができ、来年四月からは社会人として働き始める予定です。ここでは長くて辛かった就職活動を通して感じた事、学んだ事を体験として綴りたいと思います。


1.成功要因は何か

私は第一志望の金融機関から内定を無事頂く事ができました。その成功要因を考えると、就職活動中に迷いながらも自分の事をとことん考え、自分はどんな人間で何がしたいのかを理解したことが一番の要因ではないかと思います。その上での業界・企業選択だったので、企業とのミスマッチが少なかったのではないでしょうか。また、自分のやりたい事をしっかりと考えていたため、それを熱意をこめて話すことができたと思います。

しかし、決して就職活動は順調だったわけではありません。私は一番初めに志望していた国際協力の仕事に対して、理想と現実のギャップに戸惑ったり、ずっとこの先やっていける仕事なのか、果たして本当にやりたい仕事だったのかと2月上旬あたりまで悩みました。そして、最終的には疑問が残ったためその道には進まないという事を決めました。その後、もう一度自分に素直になりどんな仕事がしたいのか考えた結果、金融業界を志望しました。


2.多くの業界を見る、何事も考えて行動する

就職活動では最初から興味のある業界ばかりを見るのではなく、他の業界をいろいろ見て比較検討した結果志望企業を絞っていくといいと思います。そうすることによって、自分の中の企業の選択基準や志望動機がはっきりしてきて、自分の考えがしっかりしてくると思います。逆に、イメージやまわりの話だけで選択肢を狭めるのはもったいないと思います。

また、説明会に行く時は「なんとなく」「一応」で行くのではなく、どんなことを知りたいのか事前に考えて、自分なりの企業の評価基準をいくつか持っていくようにするといいと思います。ちょっとした意識の差で、持ち帰る物の量が変わってくるはずです。


3.自分に素直に、感情を大切に

説明会で話を聞いたり社員さんと話してみることで、何かしら会社に対する印象、感情が湧いてくると思います。それを大事にしてください。なにか違うかも…と思ったのなら、社会的に見ていい企業と言われているところでも、自分には合っていないのかもしれません。逆に、最初はあまり興味のなかった企業でも、このビジネスはおもしろい!社員さんが好きだ!と思ったら、その感情を大切にしてください。自分は何がしたいのか、どんな人と働きたいのかが素直に表れるのは感情なので、その感情に従っていいと思います。無理をせず、素直な自分に向き合って企業を選択していくといいと思います。


4.すべては自分次第、自分で考え、決める

私が就職活動で一番大切だったと思う事は、自分の事をよく考え、自分ですべて決めていくということです。社会的評価、学生からの評価や噂、まわりの就活生の流れなどは一切忘れて考える事によって、本当に自分のやりたいことを見つけることができると思います。そしてこれが本当の自己分析なのではないかと思います。たとえ何か迷ったり悩んだりして他人に相談することがあっても、最終的に決めるのは自分であり、答えは自分で出してください。そうすれば、結果がどうであれ納得することが出来ます。また自分で出した答えであれば、それに向けて全力で努力することができるはずです。そうすれば自然と道は開けてくると思います。何事も他人に頼らず、自分で道を切り開こうと思ってください。


5.学生時代に多くの経験をしておくこと

もしまだ就職活動を始めるまでに時間のある人は、ぜひ今のうちに自分の興味のあることに積極的に取り組んでほしいと思います。

面接では、必ず学生時代に力を入れて取り組んだ事について質問されます。私はゼミでの映画上映会やアルバイトや語学留学などについて自信を持って話すことができました。必ずしも目立つような事や、人の上に立つような経験ではなくてもいいのですが、興味があることに自分から取り組み、かつそれを仲間と共有できるような経験をするといいと思います。


おわりに

1.でも述べましたが、私の就職活動は自分の事を素直に考えられるようになるまでがとても長くて大変でした。しかし、とてもいい経験だったと思います。就職活動は自分の今後の人生を考えるいいチャンスなので、どんな仕事がしたいのか、どんな人と働きたいのか、今後どのように生きていきたいのか、たくさん考えてください。

提供:写真部(2010オープンキャンパス)

   


写真は、2010年8月に開催された福島大学オープンキャンパスのひとコマです。後ろに見える建物は大学会館で、福島大学生協の購買店、食堂などがあります。(福島大学写真部 撮影)