2009年2月9日月曜日

沼田 大輔(准教授):様々なレジ袋有料化

沼田 大輔(准教授)

福島大学経済経営学類で、「環境の経済分析」「都市の経済分析」の講義を担当しています、沼田大輔です。私は、2008年の夏から冬にかけて、福島大学でのオープンキャンパス、福島県の高校での模擬講義、一般社会人向けの公開講座、社会人大学院で、話をしました。そこでは、私たちの身近にあるレジ袋について、様々な写真を交え、実際にレジ袋の実物を見てもらってのディスカッションもしました。講義の主なテーマは、最近導入が相次いでいるレジ袋の有料化についてです。この講義を通じて、レジ袋有料化にも、様々な形態があることが分かってきました。今回のブログでは、この様々なレジ袋有料化について少し書いてみたいと思います。

この講義に先立ち、2008年7月からレジ袋有料化を導入した山形県山形市の小売店を、2008年7月下旬に視察しました。そこでは、レジ袋が必要な人は、レジの手前にある、「有料レジ袋カード」を買い物かごに入れます。そして、店員に必要なレジ袋の枚数を聞かれて、その枚数にレジ袋1枚あたり3円もしくは5円を掛け合わせた額を支払うことになっていました。2008年の8月には、兵庫県明石市に帰省をした際に、私の実家の近くにあるレジ袋を有料化している小売店を視察しました。そこでは、レジ袋が必要な人は、レジの手前につってあるレジ袋を、必要な枚数だけ買い物かごにいれます。そして、レジ袋を通常の商品として扱い、買い物かごに入っている枚数に、レジ袋1枚あたり5円を掛け合わせた額を支払うことになっていました。

2008年11月には、京都府京都市のある大学に、研究の報告で訪れた際に、その大学の生協のレジ袋有料化を見ました。そこでは、レジ袋の無料配布をおこなわず、レジのところに積んであるトレーに商品が載せられ、マイバッグに詰める場所に持っていく仕組みが用意されていました。これらのレジ袋有料化の導入例では、私が店頭で見た限りでも、レジ袋を受け取っている消費者はほとんど見られませんでした。このブログ記事を書いている2008年12月の報道では、福島県でも、2009年2月からいわき市で、2009年4月から喜多方市で、レジ袋の有料化が始まるとのことです。ここでのレジ袋の有料化はどのような形で実施されるのでしょうか。

福島大学のある、福島県福島市では、この記事を書いている2008年12月の時点では、レジ袋の有料化は行われておらず、私が見る限り、多くの人がレジ袋を受け取っているように見受けられます。なぜ、福島市ではレジ袋の有料化が導入されていないのでしょうか。福島市にレジ袋の有料化を導入するとしたら、レジ袋をどのような形で配布し、レジ袋の有料化の価格をいくらに設定したらよいでしょうか。こういったことを、スーパーや大学の生協で買い物をしたり、レジ袋を見たりするたびに、思っています。