2009年2月4日水曜日

学生による産直屋台の運営

小山 良太(准教授)

小山ゼミでは、農山漁村の地域活性化をテーマに、地域調査、地域振興計画の策定など、現地組織との協力、現場との交流を核とした教育・研究活動を行っています。同ゼミは2008年度で4期生を迎えました。今年度は4年生9人、3年生10人、2年生13人の計32人(男子12、女子20)のゼミ生を抱えています。

昨年に続き、今年も、福島県奥会津にある南会津町伊南地区(旧伊南村)を対象とし、地域活性化プロジェクトの一環としてアンテナショップ・産直屋台を運営することとなりました。アンテナショップの名前は「いなGO」。既存店舗をそのまま活用し、2008年8月8〜9日(金・土)と9月19日(金)の3日間、17:30〜25:00の営業を行いました。

南会津町の食材「鮎」「山菜」「南郷トマト」「伊南豆腐」や地酒「花泉」など地元の郷土料理を提供しました。実際、伊南に住んでいる方から、伊南の風土や特産品、観光など直接お話を聞くこともできるように人員配置をしています。単に飲食店で料理を提供するだけではなく、学生はメニュー作りに始まり、商品の注文から仕入れ、原価計算、調理、販売、接客、経理など、実社会に即した経営全般にかかわっています。出店に合わせて来客者に対するアンケートや屋台村の経済効果なども調査も行い、福島市中心市街地の関係者、南会津の関係者の前で報告会を実施し、次の展開への課題検討も行っています。

今回の取り組みで、学生達は飛躍的に成長したと感じております。また、提言はするが実行はしないと言われがちな大学と自治体との調査研究協力において、一つの可能性を示唆した取り組みであったと感じております。