2016年11月28日月曜日

学術講演会のお知らせ

福島大学経済学会と経済経営学類は共催で
千葉大学の大塚成男先生をお招きし
学術講演会を開催します。



講師:大塚成男先生(千葉大学法経学部教授)
演題:「地方自治体財政の課題と地方公会計改革」
日時:11月28日(月)16:20-17:50
場所:金谷川キャンパスM21教室

大塚先生は公会計や会計基準設定過程の研究で
顕著な業績をあげてこられました。
今回は公会計改革とのかかわりから地方自治体の財政問題について論じていただきます。


どうぞご自由にご聴講ください。

文責:衣川修平



2016年11月14日月曜日

福島大学硬式野球部惜敗

10月22日仙台市民球場で
福島大学硬式野球部は,神宮(全国大会)をかけて富士大学と対戦しました。

富士大学硬式野球部は
毎年のようにプロ野球選手を輩出する強豪で、
この日の先発は、2日前に阪神タイガースからドラフト2位指名を受けた小野泰己くん。

個々の選手の力量差は大きいものの、
福島大学には数値では測れない+αのチーム力があります。
必ずチャンスはあると確信して試合に挑みました。



試合は富士大学の左打者の振りが鋭く、
先発の渡邉晃太くん(経済経営学類2年、安積黎明)を初め投手陣が
毎回ランナーを出す苦しい展開。

一方、富士大学の小野くんは、この日MAX152キロを記録。

福島大学の昨年までのエース、加藤由真くんが
147キロを記録した時も「速いなぁ」と思いましたが、
球威のある真っすぐを投げる加藤くんの球とは異なり、
小野くんの全力で来た時の低めのまっすぐは、
これまで見たことのないようなキレのある球でした。
福島大学打線ははじめ、その小野くんの球をなかなか前に飛ばせません。


しかしこれはある意味予想通りの展開でした。

砂川宜生主将(栃木、人間発達文化学類3年)が前日のレセプションで話した通り、
福島大学は堅守でしのいで、チャンスを待ちます。
大量得点を許さず耐えしのぐ展開はむしろ福島大学の展開で、
だんだんと富士大学に詰め寄っていきます。

私は部長としてベンチで試合を見ていて
ふいに部員たちがスピードの出ないおんぼろのバッティングマシンで練習しているのを思い出し
「互角に試合してるじゃないか」と思ったら、
涙が出てきました。


試合は9回同点のランナーをだしてあと一歩のところまで詰め寄りましたが
2-4で惜敗しました。


10月22日仙台市民球場


試合後、富士大学のナインがベンチ前ですぐに円陣を組んでいるのが印象的でした。
終始圧倒的に押していたのに
なぜこんな点差になったのか分らなかったのだと思います。


また春に向けて新しいチームが始動します。
新チームと言ってもどのようなチームになるのかはわかっています。
明るく、元気なお祭り野球で、
学生が自ら考え行動する主体的なチームです。

野球推薦はありませんのでカラーにあった選手を集めてるわけではないのですが
毎年なぜか同じようなチームになります。
福島大学硬式野球部のDNAは確実に引き継がれています。

また来春からの福島大学硬式野球部の活躍にご期待ください。

2016年10月のマクロ的な経済問題(中村勝克ゼミによるレポート)

201610月のマクロ的な経済問題(中村勝克ゼミによるレポート)

2016年も終盤に差し掛かってきました。1年を振り返るのには、まだ早いのですが、それにしても議論の尽きない事件の多い年だと感じています。日本におけるマイナス金利政策の導入から始まり、それに続くヘリマネの議論。Brexitや中国経済の問題に加えて、極めつけが日本時間の119日に決まったDonald Trumpの米大統領選の勝利。世界経済は、既存の(マクロ)経済理論では太刀打ちできない混迷を迎えているようです。得体の知れない不確実性を正面から扱うマクロ経済理論は、現在、十分にそろっているわけではなく、こういう状況だからこそ、謙虚に現実を受け入れて素直に分析していく姿勢が一層求められるのかも知れません。

さて、今回は927日(火)から111日(火)までの新聞記事を中心にピックアップしています。日本経済からは、最近本ゼミで注目している暗号通貨に関する記事で、「ビットコイン、取得時に消費税課さず 17年春にも 通貨の位置づけ明確に」というもの。また、アメリカ関係としては「米GDP 2.9%増 2年ぶり高水準 輸出好調」という先月の米GDP統計に関する記事。最後の3つめはBrexit絡みで「英離脱、定まらぬ戦略」という記事です。ただ最後の記事は、英国の高等法院がくだした「EUへの離脱通知については議会承認を必要とする」という判決の出る前の記事であり、現状はさらに複雑化している点に留意してください。

ゼミにおける議論をベースにしているため、ピックアップされる話題は網羅的にならないこともあります。
内容については、基本的に学生の意見となります。大きな誤り等がある場合はお知らせください。
次回のアップは、12月の半ば(201611月分のレポートのアップ)を予定しています。

【日本経済】

ビットコイン、取得時に消費税課さず 17年春にも 通貨の位置づけ明確に
(日経新聞・1012日の記事参照)

財務省と金融庁は、ビットコインなどの仮想通貨にかかる消費税を、2017年春を目途になくす調整に入った。仮想通貨をモノやサービスでなく「支払い手段」と明確に位置づける。このことによって事業者の納税事務がなくなるほか、利用者は消費税分の価格が下がって買いやすくなる。主要7カ国(G7)でビットコインに消費税を課しているのは日本だけで、金融庁は今夏の税制改正要望で、仮想通貨が消費税の対象かどうかをはっきりさせるよう要求していた。

今年成立した改正資金決済法では、これまで法的な規定がなかった仮想通貨をプリペイドカードなどと同じ「支払い手段」と定義づけた。仮想通貨は送金手数料がほぼゼロだったり、海外でも法定通貨を両替せずに使えたりするなど利点も多い。今回の消費税の非課税化を機に、決済手段の「通貨」としての利用者の増加に弾みがつきそうだ。

そもそも、現在、支払い手段であるプリペイドカードを入手する際には消費税はかからない。他方、仮想通貨を購入すると8%の消費税がかかる。同じ「支払い手段」であるはずなのに仮想通貨を購入する時だけ消費税がかかるのは矛盾しているとの指摘が、831日の税制改正要望で金融庁からなされていた。ただ、金融庁幹部は「仮想通貨を積極的に促進する政策的な意図はない」とコメントしている。

政策的な意図は無いにせよ、消費税が課されなくなることにより、仮想通貨が使いやすくなるというのは間違いない。11月初旬現在、1ビットコイン=約7万円となっており、投資目的に利用している人も多い。まだ、支払い手段としては使いやすいとは言えないが、仮想通貨を購入する際に消費税がかからなくなり流通量も増えると、支払い手段としても使いやすくなるであろう。
(アキタ・ケン)

【先進国経済(北米、欧州等)(その1)】

GDP 2.9%  2年ぶり高水準  輸出好調(ロイター・1029日の記事参照)

米商務省が28日発表した7月~9月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は年率換算で前期比2.9%増と、20147月~9月期(5%増)以来2年ぶりの高水準だった。伸びは前期の1.4%から加速し、市場予想の2.5%も上回った。

 輸出が大きく増えたほか、在庫投資も持ち直し個人消費の減速を補った。輸出は10%増と、201310月~12月期以来の大幅な伸びとなった。大豆の輸出が大きく伸びたことが押し上げ要因で、背景にはアルゼンチンとブラジルにおける大豆の不作がある。

 なお連邦準備制度理事会(FRB)は、大統領選直前の1112日に開かれる次回の連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利上げを見送った。何故なら、米の実質経済成長率は201510月~12月期から3四半期連続で2%を下回り、息切れ懸念があったからだ。しかし、今回のGDPデータは、米経済が平均1.1%の成長にとどまった上期から失速するとの懸念を和らげており、12月のFOMCでの利上げを後押ししそうだ。
(玉の汗 小林)

【先進国経済(北米、欧州等)(その2)】

英離脱、定まらぬ戦略(日経新聞・1022日の記事参照)

 イギリスのメイ首相は2021日に開かれたEU首脳会議で20173月末までにEU離脱を通知する方針を説明した。しかし通知前に行われる事前交渉を巡ってEUとの意見が合わず、「移民制限」と「自由貿易」のどちらを軸とするかが依然として定まっていないという前途多難の状況が続いている。

 今回首脳会議に初参加であるメイ首相はEU単一市場への参加よりも「移民制限」を重視するハード・ブレグジット(強硬離脱)の立場にある。他方で「自由貿易」による英国とEUとの協調も重要であると説明している。そもそも英国は今回の事前交渉から来年の離脱通知、そして通知後の離脱交渉までの中長期的な期間のなかで最適な条件を得るというプランをもっており、今回は各国首相の離脱に対する感触を確認する意図があった。

しかしその狙いは外れ、各国首脳の態度の硬化を招いている。また交渉における具体的な内容についても隔たりがある。英国は移民制限を行いながら経済的に重要度の高い業種を中心に単一市場への参加を望んでいるが、EU側はあくまで人の移動の自由を保証する自由貿易の理念を重視している。そのため交渉妥結には未だに時間を要すとされている。

 今後メイ首相は年内に加盟国首相を個別に訪問するが、国内における離脱方針の相違も相まって妥結には困難な状況が続くとされる。
(あああああ)


2016年11月10日木曜日

講演会のお知らせ

国際税務の実務‐税理士の視点から‐ 

税理士・公認会計士の渡辺和栄氏をお招きして国際税務の実務に関する講演会を開催します。
租税法を履修していない方も聴講自由です(事前予約は不要です)。
 
講師:渡辺和栄氏(東北税理士会調査研究部国際関係小委員会所属税理士・公認会計士)  
題目:国際税務の実務‐税理士の視点から‐ 
日時:11月14日(月)10:20~11:50  
場所:M3教室 
                       
                                 文責:稲村健太郎

2016年11月7日月曜日

学術講演会のお知らせ(11月14日)

福島大学経済経営学類 学術講演会のお知らせ


『 マクロ経済学と経済・財政 』

講演者: 山崎丈史氏(財務総合政策研究所総務研究部主任研究官)

日 時: 2016年11月14日(月) 10:20~11:50

場 所: L-4教室

  「マクロ経済Ⅱ」の授業において行います。
  「マクロ経済Ⅱ」の授業を履修されていない方もご参加いただけます。

山崎氏の学歴・略歴:
  平成20年 早稲田大学政治経済学部 政治学科卒業
  平成20年 理財局総務課
  平成21年 理財局国債業務課
  平成22年 仙台国税局調査査察部
  平成23年 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課
  平成25年 ラトガース大学 統計学・生物統計学研究科 修士課程修了
  平成27年 財務総合政策研究所総務研究部主任研究官



開催代表者:福田 慎(福島大学経済経営学類 准教授)
問合せ先:福島大学経済経営学類棟 福田研究室
Tel & Fax:  024-548-8420 
e-mail:fukuda @ econ.fukushima-u.ac.jp

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